うずしお豆知識・movie
うずしお豆知識
海面の様子
潮の流れの激しい時間帯の鳴門海峡では、まるで別府温泉の坊主地獄のように海水がぼこぼこと吹き上げ、海面に花が咲くかのようにも見えるところから、「うずのはな」と呼ばれる現象が見られます。これは、激しい潮流が海底の岩などにぶつかり、上向きに方向を変えた結果、海水が吹き上げるような現象を引き起こしているのです。この時の海面の様子として、海峡を挟んでの紀伊水道と瀬戸内海、それぞれの海面が全く異なる表情を見せる特徴があります。
干潮時を例にしますと、この時瀬戸内海側の海水は鳴門海峡側に押し寄せてきていますが、狭い海峡が水門と化し、巨大なダムのような状況になる結果、瀬戸内側の海面は湖面のように静かです。ところで、この押し寄せられた海水は、狭い海峡で盛り上がるようにふくらみ、せきを乗り越えた水のごとく、潮位の低くなった紀伊水道側へ一気に流れ落ちていきます。そして、この激しく流れ落ちてくる海水が、地形等により複雑な流れを作る結果、渦巻きながら流れ、海面は大きくうねり、紀伊水道側の海面は荒々しい様相を見せているのです。
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